大学時代の友人Tのこと

大学時代からの腐れ縁のTがいる。
出身は静岡のクリスチャンの学校であるが本人からは全くわからない。
大学時代はお互いにやりたいようにやってきた。
また、気が向けば連絡をするが気が向かなければほっぽらかしておく。
それでもって電話をすれば昨日まで会っていたような会話になってしまう。

就職が決まってやっと別れられると思いきや翌年職場の隣に試験場の分場ができ彼が赴任してきた。伊豆半島にである。
こんなこともあるのである。
ある日下田の下宿にスイカを持ってTがやってきた。後輩からもらい私にも配ってくれと頼まれたそうだ。彼が帰ってから暫く私もスイカを忘れてしまいスイカは畳の上で腐った。
さすがに食べなかったというのも悪いので「スイカおいしかったよ。」と彼にあったときに伝えた。すると暫く沈黙が続いたあと「本当にうまかったか。」と聞かれた。こちらも今更あとには引けず「うん」と答えた。すると「もう持って行った時にそこが腐っていたんだがな。。。。。」
オイ腐ったスイカ持ってくんじゃねえ。
スイカはすでに彼の下宿で腐っていたのであった。


土曜日に「茶と文化」の講師を御願いした。流石に専門の病気の話を楽しくやってくれた。彼もなんだか主席研究員とかの肩書きがついたらしい。

ただ私と彼が話し出すと周りにいる人間は何の話なのかわからなくなりかなり引いてしまうと思う。
もちろん家に帰ってから何の話をしたのだろうと考えても何も覚えていない。

こんな関係も面白い。お互い50を過ぎた。家の息子は何故か彼を尊敬しているようである。

また我が家でBQでもやろう。





2012年07月29日 Posted by宙さん at 19:53 │Comments(0)

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