2月20日の記事

この歳になれば訃報や葬儀も沢山経験してはいるが。
今日私の所属している俳句の結社「椎」の九鬼あきゑ主宰の訃報のメールをいただいた。

先日電話でお話した時「癌」であるということは伺った。
しかし不覚にもその時は、いつも苦境から蘇ってくる先生であるからと、簡単に流してしまった。
まさかそれが最後の会話となるとは思いも及ばなかった。
もう少し丁寧に労いの言葉がかけられなかったことが、返す返すも悔やまれる。

御挨拶に伺って不義理を詫びねばと思っていた矢先のことであった。

いつも「宙さん、ねえ」と言って、句会をさぼっていた自分にも暖かく接していただいた。
「現役の教員は忙しいからね。仕事が最優先。でも俳句を捨てちゃあだめだに」
先生の言葉が蘇る。

あまりにも早すぎる訃報に言葉もない。







2019年02月20日 Posted by宙さん at 19:34 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
2月20日の記事
    コメント(0)