4月4日の記事

今日は母親の通院の日であった。
骨折してから定期的に月一回通院している。
家内がいけない時には私が連れて行く。
まあ、介護の真似事のようなものであるが。

道中桜並木がきれいであった。
息子とでは大した会話もないが「綺麗だね」と話しかけると「雅だね」と答えが返ってきた。
もう米寿も過ぎ、体重も35キロになってしまった親だが。
何かぐにゃぐにゃになっていた。
骨粗鬆症の治療の注射を打つのだが、確かに5パーセントほど効果はあったのだが、何となく連れ歩くのも気の毒なような気もした。
病院に行くと寒がった。
うっかり羽織るものをもってこなかった。
我慢せよといっていると、前の方が服を貸してくださった。
こんな年寄りにありがたいことである。
その方とはすぐに別れてしまったためお礼をするすべも無く申し訳ないと思いつつ、感謝している。

帰り道桜並木の間を抜けながら、あと何回桜が見られるのだろうかと月並みなことを考えた。
俳句でも作ろうかと思ったが桜、介護、母親。。。。月並みな句しか浮かばなかったのでやめた。
母親はすっかりくたびれはて、後部シートにぐにゃっと横になっていた。


最近読んでいる本
詩ことば人間 大岡 信
きらん風月 永井 紗耶子 



2024年04月04日 Posted by宙さん at 19:45 │Comments(0)

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